面白可笑しく♪ボンボン☆ぼん♪

ゆうこの周りで起きた面白可笑しい出来事を思い出して綴っていきます。 ゆうこの面白話しで笑ってくれる人が一人でも多くいれば嬉しいです。 姉妹ブログ(愛犬クッキーのブログ)クッキーボンボンもよろしくね♪

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 いつも、いつも不思議に思う。

私は、朝の通勤に通る峠がある。

この峠に住む・・

じじぃ。


峠のテッペンで住んでる・・・



じじぃ。



いったい・・・



このじじぃは、どうして峠に住んでいるのか・・・。



・・・




じじぃに言わせれば、「そんなこったぁ~、ほっといてくれ!」と言われそうだが・・。







この峠は、田舎の細いクネクネの道だ。


歩道もなければ、人が住むような広い場所もない。


夜中に峠を走るトラックの運ちゃんが利用するであろう
昔ながらの小さい食堂がいくつか点在している・・

殺風景な田舎の峠。


この峠のテッペンの狭い土地にひとりのじじぃが住んでいる。



細いクネクネの道路の横に小さな木造の古い家に、ひとり住んでいる。


じじぃと同じくらい古ぼけた1匹の犬といっしょに。



朝、峠のテッペンにある薄暗いトンネルを抜けると、じじぃの家が見える。

そして、道路を挟んで家の前の狭い土地に立っているのを、いつも見かけるのだ。


車で走っている瞬間にチラッと見るだけなのだが、じじぃはいつもそこに立っているのだ。


そして、いつもいつも大きなドラム缶の中に木を入れて・・

燃やしているのだ。


峠のテッペンからは、いつもそのじじぃの燃やしている白い煙が
のろしのようにモクモクと上がっているのだ。


私は、そのじじぃの様子を見て想像する・・・


あの燃えた木は、きっと備長炭になるのだろう・・・と。


備長炭がドラム缶の中で燃やされて出来るのかどうかなど知らない。


でも、毎日毎日。

そのじじぃは、ドラム缶で木を燃やしているのだ。


備長炭以外に何があるのだ?


あのじじぃは峠の何なのだ?


朝の通勤の忙しい時間帯に、峠で木をモクモクと燃やしている
ひとりのじじぃに、どうしてこれほど私は心を引かれるのであろう。


どうしても気になるじじぃに、私いつも想像する・・・。



そして、備長炭の達人で、自分の納得のいく備長炭が出来上がるまで
家族を捨てて、ひとり峠に住み着いているのだと想像する・・・。







しかしある日私は、そのじじぃは畳屋だと想像する。



天気の良い日は、じじぃの住んでる古い木造の家の窓はいつも外されている。


窓を開ければいいのに、なぜか窓ごと外しているのだ。


これも凡人には理解しがたい達人の行動だ。
(じじぃは、いつの間にか私に達人にしたてあげられている・・。)


そして外された窓から中の様子が伺える。

中は、峠のトンネルのように薄暗い。

しかし、大量の古い畳が置いてあるのは確認できる。

じじぃの本業は、畳屋なのだ!

きっと畳で生計を立てているのだ。


じじぃと古ぼけた犬の生活では、さほどお金もいるまいが、
人生をかけた最高の備長炭を作るのに金がかるのであろう。


最高の備長炭が錆びついた、大きなドラム缶から
作られるかどうかは少し疑問の残るところであるが
そんな些細な事はどうでもよい。




毎日、毎日じじぃは忙しそうに木を燃やすかたわら、
古い畳を大量に溜め込んでいる。


溜め込んでいる?



そう・・・



溜め込んでいるだけで、張り替えられているのは・・



まだ見たことがない。



なのに、畳屋だと想像させるじじぃは大したものだ。



ある朝、いつものようにトンネルを抜けると・・・


そこにじじぃはいなかった。



・・・。


じじぃ!


やっと納得のいく備長炭が出来たのか!


そして何十年かぶりの家族に会いにいけたのか?


・・・。



しかし・・



ドラム缶からは、いつものように白い煙がモクモクと立っていた。




・・・。





じじぃ。




どこにいったのだ?



車にひかれて死んだのか?



備長炭の達人にされたり、畳屋にされたり・・



挙句の果てには、殺されたり・・・



じじぃは私の頭の中で忙しそうだ。





・・。



すると、峠を少し下った所に、じじぃがいた。


歩道も何もない、峠の細い道の端に
じじぃが歩いていたのだ。


そして、手にはロープ。


・・・。



ロープ?




・・・



ロープの先には・・・







古ぼけたじじぃの犬。


・・・


じじぃは、長い藁のロープで古ぼけた犬の散歩をしていた。



長い藁のロープをクルクル大きな輪っかにして片手で持ち、
犬との距離をその輪になったロープを解いたり
巻いたりしながら散歩をしていた。



そのロープ使いは中々のものであった。


細い峠の歩道もない道の端のすぐ横には車が行き交う。


一歩間違えれば犬が道路へ飛び出し車にひかれるであろう道。


そこを匠なロープ使いで、古びた犬の散歩をしている。



じじぃ・・・。



じじぃの本職は、j実はロープ使いなのか?



ロープ使いなどの職種があるのかどうかは知らない。



不思議なじじぃ。



いつも、白い肌着とステテコ姿のじじぃ。


寒くなると、それに肌色の腹巻を巻くじじぃ。



毎日じじぃを見るたび私の頭の中の想像の世界が広がる。


こんなにも人を想像豊かにする不思議なじじぃ。


さあ!今日もじじぃを見て想像しよう!


いつの間にか、じじぃは私の朝の元気の源となりつつあるようだ。


じじぃ。


どこの誰だか知らないが・・・


長生きしてくれよ・・・。


その古ぼけた犬とともに・・・


いつまでも・・・。




そして・・・。





私は今日も想像する・・・。



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